【副業の現実】簿記3級とやる気だけじゃ在宅経理は厳しかった

  • 2025年5月5日
  • 2025年5月7日
  • 副業
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「簿記3級を持っているけど、副業で在宅経理って本当にできるの?」

そんな疑問を持っている方に向けて、私の実体験をお話しします。

今回は、経理の副業に挑戦してみたものの、見切り発車で撃沈した話です。

少しでもこれから副業を始めたい方の参考になれば嬉しいです。

これまでの副業挑戦の歴史

私はこれまで副業挑戦のために「webデザイン」や「HTML・CSSコーディング」をお金のかからない範囲で独学で学んでいました。

「HTML・CSSコーディング」ではポートフォリオ用に架空の会社のホームページを作ったり、「webデザイン」では友人の会社のロゴを作ったりと、ある程度はできるようになりました。

しかし「HTML・CSSコーディング」では、PCの環境構築などでシステムが理解できなかったり、「webデザイン」では、何度やっても素人感が抜けないデザインになってしまったりして、だんだんと取り組むのが苦痛になってしまいました。

もともとwebには疎かったり、美的センスも昔からなかったので、独学は厳しかったのかもしれません。

そこで私は、昔からお金の計算をしたり、家計簿をつけるのが好きで、簿記3級も取得しているので、在宅で経理の副業なら続けられるのではないかと考えました。

ChatGPTに相談すると、

 
ChatGPT
経理で仕事をするなら簿記2級以上は欲しい。当面は簿記2級の勉強をしつつ、記帳代行など、簿記3級でもできる経理補助の仕事を受けて実績を積んでいくのがいいのではないか

とのことだったので、その作戦でいくこと。

早速、CPAラーニングで簿記2級の講座を確認して、10月に合格するための学習計画を立て、それからクラウドワークスに登録して仕事を探しに行きましたが、そこでまず「第一のつまずき」がありました。

第一のつまずき

クラウドワークスで記帳代行の仕事を探してみましたが、どの仕事でも条件に「会計ソフトの使用経験がある方」と記載がありました。

私は触ったことがないので、どれにも応募できません。

GPTさんに聞くと、

 
ChatGPT
経理補助の仕事をするなら「freee」、「マネーフォワード」の2つくらいは触っておくべき

とのことだったので、早速どちらも利用登録して、チュートリアルを見つつ、ChatGPTに作ってもらった課題を記帳し、おおむね会計ソフトの機能を理解しました。

よし行くぞと、意気揚々と再度クラウドワークスに仕事を探しに行ったのですが、ここでまた「第二のつまずき」がありました。

第二のつまずき

「平日夜、土日稼働」でできる仕事が全然ない。

なぜ最初に気付かなかったのか、という話なのですが、その時は「会計ソフト使用経験あり」しか注目していなかったので見逃していました。

 
大バカ

検索ワードを変え、サイトを変え、半日費やして調べて回りましたが、3件しか見つかりませんでした。

とりあえず応募してみましたが、その3件も、私よりもスキルも実績もあり、平日日中に対応できる方が競合でたくさんいらっしゃったので、おそらく私が選ばれることはないと思います。

ここまで丸1日費やしていたので、かなりがっくり来ましたが、おかげでようやく気付いたことがありました。

気付いたこと

在宅経理の仕事をする上で、一番重要なのは「平日日中に稼働できること」でした。

経理の仕事は「オンライン秘書業務」の一部になっていることも多く、「秘書の仕事」ということはつまり迅速なレスポンスが求められるということ。

考えてみれば当たり前の話ですが、先に「市場調査」をせずに、「自分がやりたいこと」ベースで動き出してしまったため、貴重な休日を丸々潰してしまいました。

どれだけスキルややる気があっても、時間帯の壁は超えられません。

これまで私は「資格があれば仕事がある」と思っていましたが、それ以前に、そもそもその仕事は自分にできる条件で存在しているか、先に「市場調査」をするべきでした。

残念ですが、市場調査の重要性を学ぶことができたと捉え、次に生かしたいと思います。

これからどうするか

方針としては大きく2つ

  • あくまでも経理として少ない案件に応募し続ける。
  • webデザイン、HTML,CSSコーディング、経理以外の仕事を考える

正直、途方に暮れていますが、ここでやめてしまったら本当にただの失敗で終わってしまいます。

今回の反省を生かして、市場調査をしながらChatGPTと相談しつつ、作戦を考えたいと思います。

経過があれば今後も記事にしていく予定です。

まとめ

「市場調査」の重要性が身に染みた一日でした。

副業を始める前には、必ず「やるべきことの順番」を確認しましょう。

  1. 自分の条件(稼働時間・得意な作業)を書き出す
  2. クラウドソーシングなどで、その条件に合う仕事がどれくらいあるか市場調査をする
  3. それから、スキル習得や資格勉強などの行動を始める。

私は2と3を逆に動いてしまったため、「簿記2級の学習計画を立てた時間」、「freee、マネーフォワードの基本操作を習得した時間」が無駄になってしまうかもしれません。

ぜひ皆さんは私と同じ轍を踏まないように、「市場調査」をしてから行動してください。

「自分も市場調査してないかも」と思った方がいれば、ぜひ行動する前に一度だけ“市場の現実”をのぞいてみてください。

きっと発見があるはずです。

「自分の得意」と「必要とされる仕事」がマッチすればいいのですが、それを見つけるのはなかなか大変ですね。

今回は失敗しましたが、諦めずに副業への挑戦は続けたいと思います。

それでは。

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