「こんなに頑張っているのに、どうして上司からの評価は低いんだろう」と感じたことはありませんか?
本日、上司とzoomで、2024年度の評価面談がありました。
私が提出した「数値目標に対しての達成率」、「行動目標に対しての自己評価」などを見ながら、上司が私の1年間の仕事ぶりを評価するというもの。
その際に上司から指摘されたことで気が付いた、自己評価や仕事の“見せ方”の大切さについて語りたいと思います。
自信と自己評価のギャップ
私はとある店舗の責任者をしています。そして私の店舗の2024年度の成績は非常によく、自分でも自信がありました。
数値目標は余裕をもって達成していましたし、評価項目以外にも利益を伸ばすための施策を自発的に進めていたため、他店と比べても数字はかなり優秀でした。
にもかかわらず、自己評価シートでは「まだできることはあった」、「ベストを尽くしてはいなかった」という意識から、控えめに書いてしまっていました。
上司からの金言
上司からのフィードバックは基本的にはポジティブな内容で、特に詰められることもなく面談は進みましたが、最後に上司からアドバイスとして指摘がありました。
それは、「謙虚=美徳」が通用しない場面もある、というもの。
確かにまだできることはあったかもしれないけど、自分の仕事に自信があるなら、それはちゃんと自己評価シートにも反映させないといけない。目標が高いのも、控えめで謙虚なのも、一般的には「美徳」とされるかもしれないけど、評価面談のような場面では、それで損をしてしまうケースもある。上司が評価をつける際に参考にするのは、あくまで「提出された自己評価シート」だから、自信があるならそれに反映させないと伝わらない。
簡単にまとめると、このようなことを指摘されました。
言われてみればその通りなのですが、なぜかそこまで考えずに自己評価シートを書いてしまっていたことに、言われて初めて気が付きました。
今回の学び
上司からの指摘を受け、仕事への自信は正しく伝わる形で見せなければならないということを学びました。
「謙遜」が不要というわけではないですが、年収が決まるような大事な場面では「自信があるならハッキリ伝えること」も大事なようです。
性格の問題もあり、急に自信満々にはなるのは難しいと思うので、まずは「事実をベースに自己評価する」ところから始めていきたいと思います。
まとめ
今回は上司が評価を訂正してくれたおかげで損をせずに済みそうですが、たまたま上司に恵まれただけで、毎回そうとは限りません。
次の機会には同じ轍を踏まないように、自分の仕事ぶりを正しく反映した自己評価シートを作りたいと思います。
もし私と似たような思考の方がいたら、ぜひ意識してみてください。
それでは。
R7.5.10追記 📘本の紹介
この一件で思うところがあり、『頭がいい人の「自分を高く売る」技術』という本を読んでみました。
評価されない力は「ない」に等しい
この一節にハッとさせられました。耳が痛かったです。
今までは「実力があればわかってもらえる」と思っていましたが、上司との面談や、この本を読んで、その考え方は非常に「もったいない」と気付かされました。
誘導的で強引な書き方も多く、正直、抵抗を感じる内容もかなり多くありましたが、その一方でアピールをするメリットもよく理解できました。
特に印象的だったのは、この一節です。
演技でも「つくった自分」を意識して、それに近づく努力をしていけば、やがてそれは「本当の自分」に同化する
「自分を飾らないこと」は素直でいいことだと思っていましたが、一方で「成長の機会を奪う考え方」でもあると、この一節で気付かされました。
私も謙虚になりすぎず、いい意味で「傲慢」になって、チャンスを掴んで成長していけるように「自己演出」に気を使っていかないといけないと感じました。
私と同じように、
- アピールが苦手
- 出る杭になりたくない
- 評価されないのは仕方ないと思っている
そんな方にこそ、ぜひ読んでほしい一冊です。
上から目線な書き方で、抵抗を感じることもあるかもしれませんが、気づきは必ずあります。